cost
建物を建てる時の予算の考え方
一生の買い物である、「家」を建てる時、誰もがそんなに経験がない中で、「ご予算」については誰もが不安を感じる点です.何にいくらかかるのかを把握しておけば、「夢」は大きく膨らまして行くことができます。
そこでこのページでは、建築費について一般的な例を解説します。
step1
総予算の上限を決め、そこから建築費の目安を決めましょう
まず、設計事務所の頼むからいくらかかるということはありません。特に弊社では、お客様に合わせて設計できますので、ご予算もそれぞれに合わせて設計しています。まず、ご予算の上限を決めていただくことから始めます。 住宅の場合ほとんどの方は銀行等でローンを組まれます。無理のないローンは一般的にはお給料の25%×返済期間とされます。それに貯金等を合計して上限を決めます。 その総予算から税金、手数料等の「諸経費」の15〜20%を差し引いた80〜85%が建築費用に充てられます。
「諸経費」はこのようなものがあります。
不動産仲介手数料(3%)
登記費用(1〜3%)
ローン事務手数料(3%)
消費税(10%)
その他、家具、家電、照明、カーテン等のインテリア費用
step2
大きさから工事費を考える
土地の大きさ、ライフスタイルなどから大きさが決まる場合はそこから建築費用を概算することができます。
トートラボでは1㎡あたり新築で20〜30万円、リノベーションで10〜18万円が平均となっており、面積が広くなればそれだけ建築費用も多くかかります。もちろん、プランによって建築費用は様々に増減しますし、素材やディテールによっても増減します。広さを取るか素材にこだわるかが悩みどころですが、その辺りは予算やライフスタイル等を伺いながら、一番合ったプランをご相談させていただければと思っています。
新築 20〜30万円/1㎡ 程度
リノベーション 10〜18万円/1㎡ 程度
店舗はご予算に応じて
※数値は目安ですので、プランによって当てはまらない場合があります。
※水周りなどの設備、作り付けの家具などは含みますが、土地代、置き家具等は含まれません。
step3
設計料について
ご相談により決めさせていただいております。
目安としては私たち設計事務所の設計監理料は総工費の8〜12%(最低設計料 新築住宅200万 改修等50万(税抜))とされています。この中には設計図を書くだけでなく、お施主様の夢を形にする為の提案、模型制作費、予算調整、などの調整費や、工事が図面通りに進んでいるかをチェックする現場監理料等も含まれます。完成までの道のりを整備して、イメージ通りの空間を作ることが役目と思っています。
その他に諸経費として 確認申請費用(10万円)また場合によって収入印紙代、各種申請料、地盤調査費用、遠方の場合交通費などが別途必要になる場合があります。
その他ご不明な点などございましたらおっしゃって下さい!
step4
設計事務所に頼むメリット①
設計事務所に頼む何よりのメリットは実際に設計する人と、直接やりとり
ができるというところにあります。
ハウスメーカーの多くは、注文住宅とは言え、建築の知識が少ない営業マ
ンが窓口になることも多く、実際に図面を書いている建築士とは、会えな
いということがほとんどです。
設計事務所では、最初から経験豊富な一級建築士がお客様のご対応をし、
その経験の中からより良いご提案をいたします。
また、図面を書いていて気づくこともダイレクトにご相談することが可能
です。
また、工事と設計が別会社であることにより、工事監理という、工事中
の手抜きや、間違いがないかを第三者の目から確認できるメリットがあります。
step5
設計事務所に頼むメリット②
どこにお家を頼んでも、設計図は必ず必要で、設計図を書く手間が発生しています。設計料無料をうたっている会社もその手間はあるため、どこかにその負担がかかってきています。
金額面では、確かに設計事務所にお願いされると、無限にある可能性の中から自由に設計できるので、ご希望を叶えた結果、高くなるケースもあります。しかし、設計事務所に依頼することで、仕様等を抑えたり、複数の施工店と相見積もりをとり、競争の中で、安い施工費を期待することができます。また、弊社では、徹底したバリューエンジニアリングで、納得のいく金額をご提示し、ハウスメーカーよりも安く施工してもらえる施工店との付き合いもあります。
安くできる理由は、日本のハウスメーカーの多くは原価率60%と、金額のわりに建物に使っている金額は少なく、他は広告宣伝費などに消えております。弊社ではこの原価率は90%以上と、限りなく100%に近づけるよう調整を行います。
建売住宅が安いと思われる方も多いのですが、建売住宅の場合、不動産の仲介手数料がかかるため、建物以外の費用がかかってきます。
総合的に見ると、ハウスメーカーさん以下の値段で満足度の高い建物を手に入れた事例は数多くあります。
工事費+設計料ではなく総予算の中から設計料を算出し、総額そのものを低予算に抑える為の配分を行うことができるのが設計事務所に頼む金額的なメリットです。
背伸びをしないご予算で、思いきり夢をみましょう!
どうしたらライフスタイルに合わせた、幸せな生活をおくる家をつくることができるのか。
全てを自由に一緒に家づくりを楽しめるのが、私たちと家をつくる最大のメリットだと思います。
夢に値段が付けられないように、工夫やアイデア次第で、予算に合わせた想造以上のプランを、多くの人と実現したいと思っております!